パリ・スイス旅2014 -3日目- 前半 TGV乗車でスイスに移動

2014年8月にパリ・スイスへ旅した記録です。
3日目はパリからTGVに乗ってスイスへ移動します。
グリンデルワルトまで行く途中で、ベルン市旧市街へ寄り道しました。
その前半編です。

パリ・リヨン駅へ

朝起きると、昨日と同じ朝食。2日目なのですぐにパンもらえました!(^_^;)

ホテルの近くにあったVelib(ヴェリブ)っていう公営のレンタルサイクル。すげー便利そうで、今度来た時は試してみたい! 写真に写ってるトヨタiQは、パリではかなりの人気で何台も見ました。
ホテルの近くにあったVelib(ヴェリブ)っていう公営のレンタルサイクル。すげー便利そうで、今度来た時は試してみたい! 写真に写ってるトヨタiQは、パリではかなりの人気で何台も見ました。

2泊したホテルをチェックアウトして地下鉄でスイス行きTGVが発車するパリ・リヨン駅へ。地下鉄の駅で、自分達の前できっぷを買っている人も日本人だったけどかなり苦戦してた。やっぱり難しいよね。。

朝の地下鉄は月曜日なので、ビジネスマンっぽい人も多かった。日本の地下鉄ではみんな必死にスマホ眺めてますけど、パリの人はほとんどスマホ出しませんね。日本って異常なのかな??

スイスまで乗るTGV。Euro Duplexと呼ばれる最新型ですが、連結器カバーのチリ合わせが悪いのはご愛嬌ということで(^_^;) 日本のE5系とかではあり得ません...
スイスまで乗るTGV。Euro Duplexと呼ばれる最新型ですが、連結器カバーのチリ合わせが悪いのはご愛嬌ということで(^_^;) 日本のE5系とかではあり得ません…。
リヨン駅に着いて、TGVの乗り場へ。持っているチケットにはParis-Gara de Lyonって書いてあるから間違いないけれど心の中では少し不安だった。それは出発前に見た旅行ガイドのホームページの一部には「スイスへの玄関 パリ東駅」って書いてあったから。もし駅違ったら、離れているんで大変です(^^;; 方向別に駅が違うって面倒だよなぁ・・・って思うが、実際のところは日本の東京でも一緒ですね(例外は多々あるものの、東京・上野・新宿に分散しています)

ホームへ進んでTGVの列車が見えて来ると、行き先の案内はZurich HBって見えて安心。念のため係員にもチケットを見せて確認した。

チューリッヒ中央駅行き。今風な液晶画面の案内ですね
チューリッヒ中央駅行き。液晶画面のデザインが良いのは流石です。
※パリからスイス方面行きは昔のTEE時代からパリ・リヨン駅の発車で、TGVに変わっても同じだったが、2007年にLGV東ヨーロッパ線が開通するとチューリッヒ系統はパリ東駅発LGV東ヨーロッパ線経由となった。コレが2011年になるとLGVラインーローヌ線が開通して経由が変わると、再びリヨン駅発に戻った。なので少し前のガイドのブックだど話が違ったわけだ。
リヨン駅は、高い大屋根に囲まれたターミナル駅で長い歴史による雰囲気も満点。列車もホームに何本も居てマニア心が騒いだが、発車時間が迫っていて少しみて諦め。ホームのカフェとかにも行ってみたかったので、ホテルから出遅れたのが悔やまれる(´Д` )
広いターミナルです。スイス行きTGVは通常は写真に写っているTGV Lyriaカラーの平屋型TGV POSです。あっちの方がスイスっぽくて良いですね。
広いターミナルです。スイス行きTGVは通常は写真に写っているTGV Lyriaカラーの平屋型TGV POSです。あちらの方がスイスっぽくて良いですね。
2階建ての大柄な車体でも連接車です。
2階建の大柄な車体でも連接車です。

今回のTGVは、TGV Duplexって呼ばれる全車2階建ての車両。個人的には平屋形の普通の車両が良かったんですが・・・。スイス行きのTGVはTGVリリア(Lyria)と呼ばれていて、普通の平屋形の車両はリリアカラー&内装になっているんです。ホームで車両見ているとそっちの方がおしゃれそうだから悔しい…。平屋形のほうが単純にTGVっぽいってのもありますが。

まぁそうは言っても、今回のTGV Duplexは2010年から投入されたドイツ乗り入れ対応形のEuro Duplexと呼ばれる最新型。7往復ぐらいあるチューリッヒ系統では2往復のみの設定なので、フランスのマニアの方には「文句言うな」って言われそうです(^_^;) (逆にEuro DuplexやTGV POSの投入は初期形TGV(昔オレンジ色だったやつ)が押し出しで淘汰されているらしいので、日本でいうところの700系とかN700系みたいなものか??)
発車時間が迫ってきました。自分の車両へ急ぎます。手前の窓が少ない車両はカフェ車だからです。
発車時間が迫ってきました。自分の車両へ急ぎます。手前の窓が少ない車両はビュフェ車だからです。
さてさて、出発時間も迫っているので車内に乗り込むと、指定席は2階なので2階。自分の席は進行方向向きでラッキーでした(^_^)v この車両では、2人席と向かいわせの4人席と色々でしたが、固定式なので向きには当たり外れありますね(進行方向は国際列車にもなると何度も変わるので、いちいち世話できないのがこっちの事情らしいです)。
TGVではスーツケースは荷物置き場に置くのが常識(座席周辺は狭くてとても置けない)。...でもみんなケースデカすぎだよ(>_<)
TGVではスーツケースは荷物置き場に置くのが常識(座席周辺は狭くてとても置けない)。…でもみんなケースデカすぎだよ(>_<)

無事乗車できたのは良いけれど、困ったのが荷物。デカい海外旅行用のスーツケースは座席付近に置く場所はなくて、TGVでは出入り口付近にある荷物棚に置くのが常識。・・・って、客室の外だし盗まれたり、イタズラに遭いそうでかなり不安。でも仕方なく棚に置こうとするものの、僕の車両は海外旅行客が多いせいか、棚が満杯。仕方なく隣の車両に置いた。それによってもっと不安に…。

ヨーロッパの高速列車は各席の液晶で予約済が分かるようになっています。
ヨーロッパの高速列車は各席の液晶で予約済が分かるようになっています。

出発前にスーツケース置き場については、かなり調べていたけれど「ワイヤーロックをつけて置いておくのが良い」説と「ワイヤーロックをつける人なんて居ないし、車掌に注意される」説があって、一応自転車のワイヤーロック持って来たけれど、結局はそのまま置いた。

時々不安で、荷物棚見に行ってたりはしましたが。

いよいよスイスへ向けて出発!

出発時間になって、発車〜♪  静かにリヨン駅を滑り出すと、しばらくは広大な構内の中。車庫の中にはTGVの郵便車(la poste)とかもいましたね。

車内。2階建のせいか狭めです。
車内。2階建のせいか狭めです。
高かったコーラ。それとも高いコップ代??
高かったコーラ。それとも高いコップ代??

編成途中にあるビュフェ車にも行ってみました。結構混雑していて、何人かならんでコーラと水買いました。サンドとか興味あったけれど、言葉わからなく止め(お腹いっぱいだった?)。でも、飲み物の車内購入は失敗!コーラ4ユーロ、水3ユーロと高かった。出発前の売店で仕入れておくべきでした。

2階建の車内は各車両が2階で繋がっているので、隣の車両への移動は楽ですね。日本のE4系みたいに階段地獄にはなりません。
ひたすらこんな景色です。
ひたすらこんな景色です。
2階への階段は長いが、ヨーロッパの長距離列車のホームはかなり低いので、当然ドアも低い。1階席は階段2段おりるだけ。むしろ2階建のほうがバリアフリーなんですね。
2階への階段は長いが、ヨーロッパの長距離列車のホームはかなり低いので、当然ドアも低い。1階席は階段2段おりるだけ。むしろ2階建のほうがバリアフリーなんですね。

列車は、LGV南東線に入って高速走行開始。しばらくはずっと高速道路と並走しているけれど、周りの景色はひたすら田園風景(^o^)/ コレがヨーロッパの風景なんですね。車内は中東方面からの旅行者が多いみたいで、車内は賑やか。スイスまでずっと変わらずで、なんとかならないかなぁ……と思いました。

途中の経由地、ディジョンへ向かうためにLGVから在来線へ。在来線とレールの幅が同じなので、色々なルートが設定出来るのは良いですが、駅間は全開走行が基本の新幹線と比べるとゆる〜い感じです。
田園風景から街に変わって、途中駅ディジョン到着。かなり地方都市って感じでどんな街なんだろう?(ディジョンは、マスタードの名産地として有名だそうです)
途中通過駅の車庫
途中通過駅の車庫

ディジョンを出発するとしばらくは在来線……からいつの間にかLGVラインーローヌ線に上がって高速運転へ。ラインーローヌ線は最高速度320Km/hになるそうです。

ひたすら田園風景が続きます
ひたすら田園風景が続きます
ちいさな街を通るたびに、大きい教会があるのが印象的でした
小さな街を通るたびに、大きな教会があるのが印象的でした
車内は相変わらずうるさいまま、フランス最後の駅、ミュールーズに到着。ここも車内から駅みているだけでは、よくわからないです(ミュールーズは工業の街。シトロエンの工場とか、大きい鉄道博物館もあるみたいです)
バーゼルに到着する直前にスイスとの国境を越えるけれど、自由に行き来出来るせいか、国境の案内などは特になくスイスに入国。もうちょっと情緒あってもいいと思うんだけれど。ほどなくしてバーゼルSBB駅に到着。列車チューリッヒ行きだがきっぷはここまでなので、TGVとはお別れ。
バーゼルSBB駅に到着♪(Xperia Z)
バーゼルSBB駅に到着♪(Xperia Z)

初めてのTGVでしたが、結構楽しめました。日本の新幹線とは同じ高速鉄道として比較されますが、実際乗ってみるとそれぞれの国の事情や文化の違いを感じますね。

日本の新幹線は駅も含めて全線が高速新線だから、列車が速いメリットは最大に受けている。逆に在来線とは互換性がないので、ルート設定の自由はあまりなくそれによる問題も少なくない(新在直通はミニ新幹線かフリーゲージなのか??何れも大プロジェクトだ)
TGVは在来線と互換性があるので、在来駅から発車して高速新線へ進むのが基本。電源とか車両仕様が合えば今回乗ったような国際列車も可能で、自由なルート設定は魅力的で色々楽しそうだ。しかし在来線区間は車両の高速性は生かせず、今回乗ったスイス行きは在来線区間もそれなりに長く感じる(これでも随分早くなったみたいですけど)。

ヨーロッパでは端頭式のターミナル駅が多くて、列車が長編成化すると駅で歩く距離が無茶長くなって不評なのでTGVでは2階建で1編成の定員を稼ぐようになった。2階建にすると1階から乗車で、ヨーロッパの低いホームにちょうど良いのは知らなかった!日本ではバリアフリー性が悪くて2階建車は嫌がられているが、TGVではむしろバリアフリーになる。
ビュフェ車が連結されているのは雰囲気もあって良いですが、実際のところは車内販売のワゴンがない…ということになる(^_^;)

バーゼルからベルンへ

ホームに降りると、ここも広い駅。反対側のホームに乗り換えのインターラーケン行きの列車が止まっているが、先頭部の機関車が見たくて前へ走る。
ここからは、スイス国鉄の列車に乗り換えです。Re460系機関車+EW-IV客車です。
ここからは、スイス国鉄の列車に乗り換えです。Re460系機関車+EW-IV客車です。
んで、機関車の写真を撮っていて気づいたが、機関車近くの車両は1等車!自分達が乗る車両はかなた向こう&乗り口にはかなりの人だかりで、席がないかも!って思ったら急に焦ってきて猛ダッシュして乗り口へ。結局は2等車は何両も連結されていて、ガラガラの車両を発見!無事に席にはありつけました♪
少しだけ古め(?)の客車(EW-IV形っていうらしいです)は、平屋形で座席は広々したボックスシート。車内はキレイなので安心して過ごせますね。
EW-IV形の車内。足元にスーツケースが楽に置けるぐらい広々としてました
EW-IV形の車内。足元にスーツケースが楽に置けるぐらい広々としてました
非常ハンマーに、各席コンセント完備でした
非常ハンマーに、各席ACコンセント完備でした

出発すると、車掌さんが検札に。ホテルで準備しておいたスイスフレキシーパスを見せるとすんなり通って、パスポート見せて終わり。後ろのボックスに居た人は記入不備があったみたいで色々言われていた。丁寧な説明文を付けてくれた旅行会社に感謝。

車窓からの景色はフランスのひたすら田園から変わって山の風景に。列車はかなり快走しているけれど何キロぐらい出てるのか気になる(^_^ ) 車輪の軋み音は新幹線みたいな感じだけど(帰国して調べましたがRe460+EW-IVで最高200Km/hだそうです!)
車窓は山の風景に。
車窓は山の風景に。
途中何駅か止まって、スイスの首都、ベルン中央駅に到着。このまま目的地まで向かっても良いが、せっかくなので途中下車。旧市街へ散歩することにした。

乗ってきた列車はインターラーケン目指して走ります。客車の最後尾は運転室があるので、プッシュ運転も普通に行われます!
ベルン駅に到着。乗ってきた列車はインターラーケン目指して走ります。客車の最後尾は運転室があるので、方転後はプッシュ運転です。広くて次々に列車が入ってくると、国が変わってもわくわくしますね♪