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パリ・スイス旅2014 -1日目- 出発〜パリ到着

2014年8月にフランス・パリからスイスへ旅行してきました。その時の写真に、乗り物話題中心に旅の記録を残したいと思います。ヨーロッパ旅のレポートはネット上に溢れていますが、実際行ってみるとホントに「百聞は一見に如かず」って思いまして、自分なりに書いてみたいと思います。

もくじ

スイス行きが決まるまで…

縁あって結婚してどこか旅行を…というところで、最初は予算と仕事の休みを気にして廃止も近くなったトワイライトエクスプレスで北海道とかを考えていたけれど、妻の希望は海外。ならばと考えて、鉄道写真家 広田泉さんのスイスの写真を見て以来スイスに行きたかったけれど、妻が見つけてきた行き先は、白い壁の町並みと世界一美しい夕陽のギリシャ サントリーニ島。「フリープランで何して過ごすの??」と思っていたけれど、妻権力は強く決定(´Д`)。
・・・しかし、行き先は決まってもツアーを決めるのには時間がかかり(優柔不断)、旅行会社に予約を入れると、希望のものは満員(ToT)。別候補に変えれば行けたけれど、微妙な何かを感じたので、私希望のスイスに変更!。やはりこちらも第一希望だったツアーは満員だけれど、フランス1泊とTGVでスイス入りという私向けなツアーは空いていたので、これで決定!
・・・って、ツアーと言ってフリープランなので完全個人旅行。旅行会社からはホテルバウチャーや航空チケットが送られてくるだけで「あとはご自由にどうぞm(__)m」と、完全放置。パリで飛行機降りてからホテルの行き方すら調べなきゃならない。妻は一度パリに行ってはいるが、果たしてどうなることやら・・。

そんなこんなで出発〜!

8月の初日、関空から出発(セントレア発が確保できず…)。私は初めての海外旅行なので、空港から挙動不審(((^_^;) 妻は何度か行っているので手慣れた感じ。海外用のルータをレンタルしたり、足りないものを調達したら、エールフランスのチェックインカウンター行って、チェックイン。事前にオンラインチェックインかけていたからか、スムーズに終わってチケットをもらう。
続いて両替。両替コーナーは銀行各社あって、知らなかったが各行で為替レートが違う。空いているところで受付の人に聞いてみると親切に「各行で違いますから、お時間あれば…回ってみてください」って言うので、何行か回って安くてカウンター空いている所でとりあえずユーロに変換。ちょっと多目に両替したが、半分失敗。パリでもスイスでもほぼどこでも当たり前にクレジットカード使えるので、旅行後半は調整しながら使うことに…。

エールフランス プレミアムエコノミー

さて、今回は思いきって、オンラインチェックインの時にプレミアムエコノミーにアップグレードしたので、ビジネスクラスと同じSKY PRIORITYの優先搭乗でスイスイ~と思ったら係員がよくわかってなくて、エコノミーの列に並ばされそうに(;´д`) もう一度SKY PRIORITY念押しで聞いてみたら、通してくれた。ちゃんとしてくれよ…。
飛行機に搭乗〜って雨でよく見えません

飛行機に搭乗〜って雨でよく見えません(SONY Xperia Z)

ってなわけで、いよいよ飛行機に。今回はB777-200。長距離国際線の定番ですけど折角ならB787とかA380とかに乗ってみたかった…。しかし、東京発ですらA380が撤退するぐらいだから、関空発は仕方ないか…。
プレミアムエコノミーシート

プレミアムエコノミーシート(SONY Xperia Z)

プレミアムエコノミーは、ビジネスクラスとエコノミークラスの中間のスペースに設けられた、エコノミークラスの上位座席。エコノミーより1.5倍位足下広くて、シートも2-4-2配置でゆったり。毛布やクッションも充実していて、離陸前からわくわく♪

出発時間がきて、スポット離れて、滑走路へ。最後に飛行機に乗ったのは高校の修学旅行以来だから、15年ぶり。その時はB767-200だった。

無事離陸して、空の旅がスタート。液晶画面をフライトモードにすると、現地までの所要時間は果てしない時間が出ていて、気が遠くなる…。

プレムアムエコノミー機内食 ディナー

プレムアムエコノミー機内食 ディナー(RICOH GR)

すぐに飲み物~機内食タイム。プレミアムエコノミーは機内食も少し豪華になるので楽しみ。客室乗務員が配ってくれるが、僕の席の辺りはフランス人。いきなり容赦なく英語で話して来るので少し焦る。飲み物は返事しやすいコーラばっかり飲んだ(((^_^;)

食事も終わると、予告もなく(日本語では?)消灯されて、就寝時間に。…っても、ほんの数時間前まで寝ていたので眠くないし、エンターテイメントシステムでゲームしたり、ドラマ見たり、たまに外見たり…。ロシア上空にたどり着くと、友人から「ツンドラ地帯が見てみたい!」を思い出して見てみるが、ひたすら緑の大地だった(((^_^;)

ロシア上空飛行中 エンジンの真横でかなりうるさいです(^_^;)

ロシア上空飛行中 エンジンの真横でかなりうるさいです(^_^;) (RICOH GR)

ここでプレミアムエコノミーのまとめ

●良い点
・座席が広くて快適
→シェル型シートなので、後の席に気にせずシート倒せるし、前の席の倒し具合も影響なし。足支えるレッグレストも便利。毛布はエコノミーより大きくて、クッションも付いてくる。
・アクセサリーポーチが貰える
耳栓、アイマスク、靴下、歯ブラシが入ったポーチが貰える。ポーチは他に使えそうなものなので、いい記念になりました!
・離陸してから出る、ディナーは専用の機内食
エコノミーメニューより、少し豪華な内容!テーブルも広いので食べやすいです。
着陸前の食事はエコノミーと同じ。1つのトレーでまとめて提供されるのはエコノミーと同じですね。
・SKY PRIORITY
優先搭乗と荷物の早出しは、かなり優越感あって、いいです

●いまいちな点
・基本的にはエコノミークラスの客
いまいちというか、当たり前だが、客室乗務員のサービスも、機内で過ごせる場所もエコノミークラスです。
プレミアムエコノミー席の前方はトイレとギャレーがあるが、トイレは使えるけどギャレーはビジネスクラス。トイレ待ちの間にミニバー見てたり、ギャレーに居る乗務員に訊ねごとしても、追い出されます(;´д`) エコノミークラスのミニバーは、客室の遥か後方。遠くて行く気になりません。

・B777-200だとエンジンの真横でうるさい
地上でエンジン起動した時から「ゴォォォォォォ」って強力な騒音です(−_−;)プレムアムエコノミーの各席にはゼンハイザーのノイズキャンセリングヘッドフォンが備えてありますが、気休めです(・_・;
もうすぐ到着!

もうすぐ到着!

機内食 朝食 パンは和式でした

機内食 朝食 こちらのメニューはノーマルエコノミーと共通のようです(RICOH GR)

…、ゆらゆら過ごしているうちに、少しずつヨーロッパに近くなって、朝食も頂くと着陸体制に入って長かった移動もおわり。無事、パリ、シャルルドゴール空港に到着。飛行機おりてターミナルビルへ歩くと、日本とは匂いから違いますね。

こちらの空港では、SKY PRIORITYが入国審査ゲートまで利用出来るので便利。待ち時間はフランス人スタッフが、何故か関西弁で旅の疲れを労ってくれました(^-^)/
…けど、入国審査官はおもいっきり無愛想で、いきなり洗礼を受けた気分でした。

ターンテーブルまで行って荷物を待っていると、さすがSKY PRIORITY!すぐにスーツケースが出てきた。…しかし折角早く出てきたのに、ベンチで荷物整理と日本で借りた海外Wi-Fiの設定をしてたら、全員に追い越されて、誰も居なくなってた(((^_^;) おバカですな。

空港からパリ市街へ移動

日本で計画してた時は電車のつもりでいたけど、すぐにバス乗り場があったのでバスに(帰国後知りましたが、電車は治安の悪い地域を通るのでやめた方が無難なようです)。機内では「パリ市街へはエールフランスバスをご利用ください!」って言ってたけど、乗り場行くと行き先の系統がよくわからず(((^_^;) オペラ行きと分かりやすくて安いロワシーバスのきっぷ買って乗った。
日本では激レアの連接バス!(エールフランスバスにすると高いけど、観光バスタイプのバスのようです)

RATP運行のロワシーバス ちなみになんで空港バスがロワシーバスなのかというと、空港が「ロワシー」ってところにあるからだって!

RATP運行のロワシーバス ちなみになんで空港バスがロワシーバスなのかというと、空港が「ロワシー」ってところにあるからだって!(RICOH GR トリミング)

空港出てからパリ市街へ進むけど、周りを走ってるクルマを見てるだけでも楽しい。途中夕立があってひびるけど、着いたときには大丈夫だった。

ロワシーバス終点はオペラ座前じゃなくて、ユニクロ前(^_^;)

ロワシーバス終点はオペラ座前じゃなくて、ユニクロ前(^_^;) (RICOH GR トリミング)

有名なオペラ座近くにバスは到着してバスを降りると目の前にあったのはユニクロでした(((^_^;) ここは日本か?

オペラ座周辺は、店やホテルが並ぶエリアで、妻の希望で入ってみるが、デカいスーツケースが邪魔でとりあえずホテルへ行くことに。

地下鉄に乗ってホテルへチェックイン

地下鉄マップ広げて駅を探して、9号線に乗って移動。一日券買うか迷うが、ゾーン乗車制度がよくわからず、元が取れるほど乗るかもわからなかったので、カルネ(回数券)にする。
全く慣れないフランス語の看板に、日本とは逆の右側通行の複線、パリには多いらしいスリにびくびくしながら、無事ホテルに。

ホテルは旅行会社手配の★★★クラス。パリ16街区にあって駅から近かった。

フロントのお兄さんの対応も良くて、鍵も受け取るとエレベーターに案内されたら、超クラシックなエレベーター。ステキなデザインだけど、2人で乗ったらいっぱいの狭さ。

ホテルのエレベータは超レトロで素敵でした!

ホテルのエレベータは超レトロで素敵でした!(RICOH GR)

部屋の前まで行ってカードキー当てると、開かない…。なんかの間違いだと思って、部屋番号も確認して何回試してもだめ。いきなり試練到来!(・_・; フロントまで戻って謎英語で「カギが開かない!」って必死に訴えたら通じたみたいで、とりあえず部屋マスターキーで入れてくれて、カードキーは再設定へ。

部屋で一息つくと、8月だって言っても、気温は26℃位しかなくて湿度も低くい。ホテルにクーラーなくても全然問題ない。おまけに緯度が高いのとサマータイムのおかげで、夕方6時位でも全然昼って感じ。これならサマータイムで仕事の後を有意義に過ごそうってのもよくわかる。

まだ明るいので、パリの散策に出かけるとに

妻がセーヌ川を見て見たいと言うので、地図見ながら移動。歩いていると思うが、どこまでも続く石造りの建物がホントに美しくて圧倒されますね。
パリ16街区の住宅街 この辺りは高級エリアらしく、どの建物も入口はセキュリティロック付でしたね

パリ16街区の住宅街 この辺りは高級エリアらしく、どの建物も入口はセキュリティロック付でしたね(RICOH GR)

セーヌ川沿いに出るとエッフェル塔が見えたので、エッフェル塔まで散策兼ねて歩いて行くことにしました。
セーヌ川沿いに出ました ミラボー橋の上から ちなみに夜21時45分でまだこの明るさです!

セーヌ川沿いに出ました ミラボー橋の上から ちなみに夜21時45分でまだこの明るさです!(RICOH GR)

…しかしこれは失敗_| ̄|○ ホテルから歩いて4キロぐらいというのは名古屋で言えば覚王山でテレビ塔見て歩いていこう!って言ってのと同じ。ふつうは歩きませんよね・・・。

どっぷり日が暮れてしまいました(>__<)

どっぷり日が暮れてしまいました(>_<) まだエッフェル塔に着かない(>_<) (RICOH GR)

途中、夜毎正時のエッフェル塔イルミネーション見て感激したけど、エッフェル塔の下に着いた頃にはどっぷり日も暮れて22時過ぎてたf^_^; 遅すぎるので、塔の下にあったサンドイッチ店でサンド購入。でもこれが、フランスパンが激硬で食べるのに苦労しました。
やっとエッフェル塔に到着!鉄骨の細かさには圧倒されます 周りは黒人さんのお土産売りがちょっぴり怖いです

やっとエッフェル塔に到着!鉄骨の細かさには圧倒されます 塔の下は黒人さんのお土産売りが何人も居てちょっぴり怖いです(RICOH GR)

遅いので塔に登るのは諦めて、シャイヨー宮方向から見物しながら、地下鉄の駅まで行ってホテルに戻った。しかし世界各国観光客の多さには驚いた。

イエナ橋を渡ってシャイヨー宮側から見るエッフェル塔 夜23時でも人がたくさん

イエナ橋を渡ってシャイヨー宮側から見るエッフェル塔 夜23時でも人がたくさん(RICOH GR)

時差疲れはあるけれど、プレミアムエコノミーのおかげか調子良く1日目を終えた。

2日目編に続きます目次はこちらからどうぞ。

泊まったホテル


Hotel Murat(ミュラ) Booking.com

パリ16区、地下鉄ポルト・ド・サン・クラウド駅から近い所にあるホテルです。周辺はアパートとかが多い住宅地なので静かに過ごせます。