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That’s太陽誘電CD-R、DVD-Rの後継品という魔界

CMCPRO TY-Technologyアイキャッチ

かつて高品質日本製CD-R、DVD-Rとして有名だったThat’sシリーズの太陽誘電製が2015年をもって生産終了となって数年。
光学メディアの必要性もずいぶん下がって、データ交換・配布・保存ではクラウドやファイル転送サービスなどの充実で個人でも仕事でもほとんど使わなくなりました。よって音楽CDとDVDビデオの配布ぐらいしかほとんど用がない気もします・・・。しかし、仕事ではこの用途にたくさん使っているので品質の良いCD-R、DVD-Rの動向を探っています。

そんな中、太陽誘電の生産技術を台湾のメーカーが引き継いて、太陽誘電の後継品と謳う製品が出現してきました。・・・しかしこれが複数の代理店から売られていて、相関関係はわかりにくく魔界です。

半分個人用のメモですが、整理しておきましょう。

CMCpro TY-Technologyシリーズ

http://www.cmcpro.jp/pc/

マイクロボードテクノロジーが扱うCMCproシリーズ。一応これが正統な後継品らしいです。
ただし、商品ラインアップは完全にCD、DVDコピー事業者向けで、注文単位も1箱600枚と個人で買うにはかなり多い。値段設定もThat’sがあった頃のコピー事業者向け製品と同じぐらいですね。

個人で入手するには、バラ売りしているところから購入ですね。100枚のロールラップでだいたいThat’sがあった頃の個人向け製品で、安売りではない製品ぐらいでしょうか。

面白いのは、ウォーターシールドメディアでしょうか。かなり高価ですが、レーベル面はツルツルの光沢でかなり見栄えがします。自主制作CD、DVD用にはオススメですね。家庭用インクジェットプリンターで印刷できます(Canon iP7230で使ってます)。

品番末尾がWS1がオススメのツルツルの光沢、WS2はThat’s時代の耐水写真画質に似たザラザラの光沢です。

CMCproシリーズは確かに正統な後継だけあってか、記録面は同等な印象ですが、ディスク自体の仕上げは、太陽誘電時代に比べるとちょっと落ちる気がします。たまにデッドストックになっている太陽誘電メディアに触れると懐かしい気持ちになります。
CMCproメディアは記録面内周部に「T-DMR…(以下略)」と刻印が入ることが太陽誘電製と見分けるポイントですが、実際はこれが入っていないディスクもありますね(50枚買って刻印あり、なし両方入ってることもある)。

HIDISC TYテクノロジー・TYコードシリーズ

格安メディアのイメージがどうしてもある磁気研究所が出しているシリーズ。後継品はCMCproしかないと思っているところに出てきたので、その違いは??と謎の始まりです。

調べてみてわかることは、
TYテクノロジー・・・CMCの記録面に、太陽誘電のレーベル面(要するにレーベルプリントが美しく仕上がる)

TYコード(品番の末尾がSP)・・・太陽誘電の記録面に、CMCのレーベル面(要するに、記録面の信頼性を重視)

TYコード(品番の末尾がSPMG)・・・太陽誘電の記録面、太陽誘電のレーベル面(要するにこれだけが、後継品と言える)

ということで、買って良いものは、これということになります。

商品画像での見分け方は、SPMGはスピンドルケース上部に少し外装フィルムが掛かってることです。

こちらは、使ってみたことがないので、使用感不明です。Bグレード品だと説明するメディア販売店もあるので、CMCproの下位選別品かもしれません。
あと、入手価格が安定しない気もしますね。

協和産業 JP-PROシリーズ

2017年頃に突如出現した、太陽誘電後継ディスク。協和産業でしか買えないので独自の輸入ルートなのかもしれませんが、CMCproより安くて、50枚単位で購入可能です。

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CD-Rを入手してみましたが、ディスク情報にはたしかに「TaiyoYuden」と読み込まれて、ディスクの見た目はCMCproに似てました(T-DMR….という刻印はない)。

おまけのメモ

内径の違い

一般向けメディアはいつからかワイドプリンタブルが主流になりましたが、コピー事業者向けメディアは、内径38mmのメディアも流通しています。
理由は、ディスクが反りにくく長期保存に向いていることと、プリントインク代の節約だそうです。

ウォーターシールドメディア

いつからかよくわからないが、2010年代ぐらいになって出現したレーベル。印刷すると美しいツルツル光沢感で仕上がるので、販売用などにかなり向いています。基本的にはインクジェットプリンターで印刷可能で、家庭用の染料系インクジェットプリンターでも問題ないですね。美しいレーベル印刷の為に使うことがほとんどですが、名前の通り水をかけても印刷は崩れません(染料系プリンターで印刷していてもです)。

CMCpro以外のメーカーからも出ていますので、用途に合わせて使うと良いですね。

CMCpro

Canonプリンターの推奨メディア設定で印刷して問題ないです。一番確実。

PLEXDISCなどUMEDISC製

値段は少し安い。Canonプリンターで「プリンタブルディスク(推奨品)」設定にすると、濃く印刷される。黒ベタなど濃い色だとディスク内周にインクが溜まってしまうので、「プリンタブルディスク(その他)」設定にする or デザインを調整するしかありません。

Falcon スマートガード

Falcon Mediaはドバイにあるメーカーで、TDKの技術が入っています(メディアIDもTDKになる)。他社より光沢感が落ち着いているので、あまりギラギラしたくない時におすすめ。こちらはCanonプリンターの推奨メディア設定で印刷して問題ないですね。

サーマル用メディア

個人では最も買ってはいけないシリーズ。Rimage Everestなど熱転写印刷をするための専用ディスク。ウォーターシールドメディアが出現するまでは、コピー屋さんによく発注していました。落ち着いた光沢感のレーベルは好きでしたが、最近はあまり使われないようです(コピー会社の方から聞いた話ではインクリボンの入手が良くないとか)。

無地・シルバー鏡面ディスク

レーベル印刷しないただの保存用なら、最も単価が安くなり、ディスクが反るリスクも低いらしいですが、本来の用途はプレスCDと同じシルク印刷用のベースですよね?

Pioneer製Blu-rayドライブでCD-Rの10倍速

PioneerのBlu-rayドライブでサポートメディアリストという表を見ると、CD-Rは4x 10x 16x 24x 32x…と説明があることが多く、低速焼きしたいときに8xという選択肢はないようです。20年近く前からCD-Rを焼いていると4倍速、8倍速、16倍速とドライブが進化していった記憶から、10xという数字はなんとなく気持ち悪いですが、CD-R音質的にも10倍速を試してみると良いかもです。

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