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パリ・スイス旅2014 -6日目- ブリエンツロートホルン鉄道 前半

2014年8月にパリ・スイスへ旅した記録です。
目次は、こちらからご覧ください。
パリからスイスへ旅をしてきましたが、観光できる日は今日がラスト。
ホテルをチェックアウトして、チューリッヒへと向かいながらも、ブリエンツロートホルン鉄道へ行きました。

もくじ

3日過ごしたホテルとお別れ(T_T)

朝、部屋のバルコニーから。赤い花がキレイ!でもバルコニーは隣の部屋とつながってますが・・・(^_^;)

朝、部屋のバルコニーから。赤い花がキレイ!でもバルコニーは隣の部屋とつながってますが・・・(^_^;)

スイスの田舎風インテリアが最高でした(^_^)/ 掃除・お手入れも最高でした!

スイスの田舎風インテリアが最高でした(^_^)/ 掃除・お手入れも最高でした!

3日間過ごしたホテルも出発の朝になりました。ホテルの部屋はスイス田舎風で、とても素敵な雰囲気。毎日出掛けるのも勿体無い感じです。名残惜しいですが、荷物を揃えて出発です。ホテルのフロントまで行ったら、前の人達も日本人でした(^_^;) ちょっと揉めているみたいで待たされました。自分のチェックアウトもスムーズに出来るか不安でしたが、無事でした・・・というより、逆に部屋の冷蔵庫から飲んだミネラルウォーター代が請求されず、完全に自己申告制なのに驚きました。

外へ出ると天気が良さそうで、テンションは上々です。今日はチューリッヒへ向かいながら、途中のブリエンツロートホルン鉄道へ行きます。小さい頃から図鑑とかでも見ていた斜めのSLが走るところです。とりあえず徒歩0分のグリンデルワルト駅に出て列車待ちです。

グリンデルワルト駅にて

グリンデルワルト駅にて

堂々とした長編成です。車両は新旧混在ですね♪

堂々とした長編成です。車両は新旧混在ですね♪

セミコンパートメント形です

セミコンパートメント形です

発車時間になって出発です。3日過ごしたグリンデルワルトの街ともお別れ。またいつか訪れたいと心に誓いながら、景色を眺める。

インターラーケン・オスト駅までの列車は何回か乗ったベルナーオーバーラント鉄道。車両は機関車みたいな電車(外観は機関車ばりに重装備だけど、客室がある)に牽引されて、客車は新旧いろいろ。今回乗った車両は席ごとに仕切り板が付いたセミコンパートメント形でした。雑多に車両を集めた感が楽しいですね♪

途中駅でラウターブルンネン発の編成と連結すると堂々の長編成!

途中駅でラウターブルンネン発の編成と連結すると堂々の長編成!

スイスのエナジードリンクOK.-

スイスのエナジードリンクOK.-

車内では出発前に駅前のキオスクで買った、エナジードリンクをいただきます。駅のキオスクでは日本では見たことがないok.-ってのが売っていて、味のバリエーションもあって、楽しいです。味も飲みやすかったです。(しかしこのok.-って会社は謎で、ドリンク以外にも傘やサングラス、さらには携帯SIMとかプリペイドクレジットカードとか、業態の幅広さが謎ですhttp://www.okpunktstrich.ch)

ツェントラル鉄道でブリエンツへ

おぉ!ICEだ!

おぉ!ICEだ!この後出発していきましたが、側面は悲しいぐらいヒドイ落書きでした

インターラーケン・オスト駅に到着したら、ブリエンツ駅へ向けてツェントラル鉄道へ乗り換えです。スイス・トラベルシステムでは乗り継ぎの良さがかなり重視されているので便利。もうちょっと駅でゆっくりしたい気もしますけど(ならば、パターンダイヤなので1時間後の1本後にすればいいのだが)

ツェントラル鉄道の車両は2012年から投入されたABeh160形っていう最新型。大型窓とハイデッカーでいい感じです。

車内に乗り込んで出発を待っていたら、近くの席の外国人の方に声を掛けられました。しかし悲しき日本人なので英語もわからず・・・(T_T) 困った顔をしたら「ルツェルン(終点)まで行くなら、進行方向右側の席がイイぜ!マウンテンとレイクのビューが最高だぜ!」ってとても親切に教えてくれました(^_^)/ 席を移動して出発です!

ブリエンツ湖を見ながら列車は進みます(^_^)/

ブリエンツ湖を見ながら列車は進みます(^_^)/ 教えていただいた通り、いい景色です!

ブリエンツ駅に到着!窓が巨大!

ブリエンツ駅に到着!窓が巨大!!

ブリエンツ駅に到着すると、とりあえずスーツケースをコインロッカーに入れる。ここでロッカーに入れたれなかったらどうしようって、日本を出発前からずっと悩んでましたが、空きは結構あって問題なかったです(本当よかった)。一個の枠が巨大なので、楽に収まりました。

ブリエンツロートホルン鉄道のブリエンツBRB駅

ブリエンツロートホルン鉄道のブリエンツBRB駅

かわいい機関車に押してもらってロートホルンへ!

駅をでるとすぐ反対側に、今日のお目当て、ブリエンツロートホルン鉄道の駅です。かわいい駅舎で出迎えてくれます。駅舎できっぷを買います。昨日のシーニゲプラッテもそうだけど、山頂の駅名がよくわからなくてドキドキするけれど、今日で3回目なので「2、ロートホルン、アンド、リターン」でうまくいきました。フレキシーパス見せて、1人往復42CHFです。

ホームは山沿いで狭いですね。駅からすでに勾配付です。

ホームは山沿いで狭いですね。駅からすでに勾配付です。

狭くて機関車よく写りません(^^;;

狭くて機関車よく写りません(^^;;

日本の大井川鉄道と姉妹鉄道なので、客車にはその印が入ってます。

日本の大井川鉄道と姉妹鉄道なので、客車にはその印が入ってます。

ホームで発車時間を待ちます。ずっと見てみたかった、斜めになったSLがホームに入ってました。このブリエンツロートホルン鉄道は基本的にSL運転なんですが、時間によってはディーゼル機関車も使っているので、上手くいってよかった!

登山鉄道は基本的に機関車を山麓側につけて、プッシュ運転。最初は「なんだかなぁ…」って違和感感じたけれど、これも風情あって良い感じに思えてきました。プッシュ運転する理由は、連結器故障で客車だけ山麓に一直線って事故が起きにくいって聞いたけれど、真相は??

出発時間になって発車。昼近くになってしまったので、乗客はほどほどで、いい感じです。ゆっくりSLに押してもらいながら山を登ります。

のんびり出発(^_^)/

のんびり出発(^_^)/

眼下には、ブリエンツ湖が見えます

眼下には、ブリエンツ湖が見えます

客車はオープン形なので開放感満点で、後ろからの「シュポシュポシュポ・・・」ってサウンドと共に、いいです。トンネル入ると凄まじい音ですがf(^_^;;

途中駅のプランアルプ駅に到着 駅舎と反対側でわかりにくいって....

途中駅のプランアルプ駅に到着 駅舎と反対側でわかりにくいって….

気持ちいい景色を楽しんでいるうちに、途中駅プランアルプ駅に到着。ここで反対列車と行き違い。反対列車はSLではなくてディーゼル機関車だった。ここの駅で下車して、ハイキングも可能で何人か降りて行きました。

列車はどこまでも登っていく!

沿線は牧場で、牛がお出迎え♪

沿線は牧場で、牛がお出迎え♪

再び列車が出発すると、どんどん山を登りますが、少し高い山の方に線路が見えると、そこまで登っていき、さらにまた高いところに線路が見えるとそこまで登り・・・の繰り返し。これが本当ワクワクしてたまりません。登ってきた後ろを振り返ると、登ってきた線路は彼方下に。SLのシュポシュポ音に開放感満開の客車、広がる絶景、ホント来てよかったです!(^_^)/

信号所で行き違い

信号所で行き違い

まだ彼方先の方に線路が見える

まだ彼方先の方に線路が見える

さっき通った信号所も彼方した

さっき通った信号所も彼方下のほうに(驚)

もう、説明もなにも不要ですね(^_^)/

山頂に到着!でもそこは白い世界(T_T)

山頂駅にて

山頂駅にて

出発から約1時間で山頂に到着!・・・・・・・したけれどそこは白い世界(T_T) そう霧が出て真っ白です。山は午後になると霞むって、職場の上司にも言われてましたがその通りです。

到着してしばらく機関車を眺めてましたが、機関車・客車ともにピカピカぶりには驚きます。到着すると機関士の人が丁寧に機関車を磨いているのが印象的でした。201408_2_france_swiss__99A5841

キレイさは博物館の保存車のようです

キレイさは博物館の保存車のようです

霧はさらに深く(T_T)

霧はさらに深く(T_T)

ダイヤと運賃表。ドイツ語で「ディーゼル機関車で運転することもあるよ」的なことが書いてありますね

ダイヤと運賃表。ドイツ語で「ディーゼル機関車で運転することもあるよ」的なことが書いてありますね

山頂に着いても、何も見えないけれど、後半へ続きます。目次はこちらのページへどうぞ。