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iMac Late2015 27インチのM.2 SSD換装【2022年】

iMac Late 2015モデルは、純正ブレードSSDをM.2 SSD換装が可能だと知られています。今回はFusionDriveモデルのiMacが動作不安定になったので、Fusion Driveを解体してSSD換装を行いました。

もくじ

SSDと変換基板選び

今回はWestern Digital SN570とNVMe SSDアダプタ用意しました。SSDはM.2 SSD換装が可能になったHigh Sierraの頃よりも互換性(スリープしない問題)は改善していてNVMe SSDアダプタの商品ページに載ってないSSDでも動作するようです。

SSDはこちら。今回は2TBです。レビュー見まくってWestern Digital SN570に決めました。iMac Late2015はPCIe 3.0 x4まで対応するみたいです。SSDヒートシンクが取り付けできないので、高発熱のSSDは避けたいところです。

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NVMe SSDアダプタは、基板タイプと端子のみタイプとありますが、今回は基板タイプにしました。iMacは商品ページの動作リストに入っていないこと多いですが、Apple純正SSDは同世代のMacBook Pro/Airと同じ物です。

ちなみに旧世代Mac用のM.2 SATAタイプのものもありますから、買い間違いに注意です。

雑なテープの貼り方が怪しさを増すパッケージ

ぱっと見は端子変換アダプタです。

iMac分解

作業開始前に、データのバックアップなど済ませておきましょう。特にFusionDriveからの場合は外付け動作は困難ですから。

iMac分解の手順は、ifixitの記事が詳細で丁寧なのでここでは省略。組み立て時に必要になる両面テープキットに、液晶開腹用のローラーが付属しているものをおすすめします。↓こちら。

尚、M.2 SSD換装にはHDD、電源、マザーボード全て取り外しが必要ですので、自信のない方はやめておいた方が良いです。工具はTORXが複数種類必要ですので差し替えドライバーが便利です。

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あとSSD交換後のOSインストールは、インストールUSBがあると便利なので作成しておきましょう。Mac OS 12 Montereyでは16GB以上のUSBメモリが必要になります。

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それでは作業開始。

いきなりSSD交換後の図

はい、バラシ完了。純正SSD取り外して、M.2 SSDダプタとSSD取り付けます。

変換基板に差し替え
その上にM.2 SSD取り付け、ネジは変換基板と共締めです

iMacの液晶下部はかなり埃溜まりますので、バラしついでに掃除しましょう。

今回は2TB SSDのみにすることにして、純正HDDは取り外します。組み立ては、OSインストール&動作テスト済ませてから、液晶の両面テープ貼りましょう。

HDDは撤去。SATAケーブルだけテープで留めておきます

OSインストール用SSDから起動して、ディスクユーティリティでSSDを認識していればとりあえず成功です。

簡単にベンチマーク

OSインストール(MacOS 12 Monterey)、Time Machineで復元出来ましたので、簡単にベンチマーク。

PCIe 3.0 x4相当で動いています。FusionDriveよりかなり快適化しました。

取り付け後4ヶ月経ちますが、特に問題ありません。