今回はKIOXIAのポータブルSSDを検証します。AmazonのレビューではMacで使うと性能が下がるというご意見もみられますので、それの検証をメインにしたいと思います。
もくじ
今回ご紹介はこちらです↓。1TBモデルです。
簡単ですが外観などのご紹介。
インターフェースはUSB-Cのみで、コネクタ横に青LEDのステータスランプがあります。控え目な光り方です。
ケーブルは短いものが、USB-C-USB-CとUSB-C-USB-Aが付属します。USB規格上はコレがベストです。
新品状態で情報を見ると、exFATでフォーマットされていることがわかります。これによってMac、Windows両対応になっています。
さて懸案の「Macで使うと性能が下がる」問題ですが、はいこの通り。M1 MacでexFATのまま使うと確かに公称よりかなり速度落ちます。ただ、この速さあれば、体感的に問題になることは限られるとは思います。
これには対策があって、HFS+でフォーマットすれば、公称並みになります。Windowsでは認識出来なくなりますので、両用したい方はご注意。
APFSでも試してみました。ランダムアクセス少しだけ数値良くなります。
Intel Macでも試しましょう。同じOSが用意出来なくてこちらはVenturaです。初期状態exFAT。なぜかこちらでは速度低下が少ない。
HFS+にフォーマットした場合。M1 Macの時と同じですが、ランダムWriteは性能が落ちます。
APFSにフォーマットした場合。最も性能を引き出したいならばAPFSにフォーマットするのが良いでしょう。現在はこの状態で使っています。
Windowsの場合も軽くみておきましょう。AMD Ryzen 7 5700XにASRock B450 Steel Legend、USB-Cポートに接続です。
↑でご紹介済ですが、exFATで認識します。購入したままexFATの場合ですと以下の通り。
NTFSにフォーマットしなおしてみました。極端な差は出ませんね。Windowsの場合はどちらのフォーマットでも大丈夫でしょう。
ちなみに、Mac用のAPFS、HFS+でフォーマットしたSSDをWindowsで使うことはデフォルトでは出来ませんが、、ユーティリティの導入で可能です。個人的にはParagon Softwareをお勧めしておきます。
APFS版
HFS版は、個人利用なら無償版(https://www.paragon-software.com/jp/free/hfs-windows-free/)がありますよ。
以上、ご紹介でした。