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KIOXIA EXCERIA PLUS ポータブル SSD をMacで使うと性能が下がるのか検証するレビュー

今回はKIOXIAのポータブルSSDを検証します。AmazonのレビューではMacで使うと性能が下がるというご意見もみられますので、それの検証をメインにしたいと思います。

もくじ

外観など

今回ご紹介はこちらです↓。1TBモデルです。

https://amzn.to/48WZwC2

簡単ですが外観などのご紹介。

インターフェースはUSB-Cのみで、コネクタ横に青LEDのステータスランプがあります。控え目な光り方です。

ケーブルは短いものが、USB-C-USB-CとUSB-C-USB-Aが付属します。USB規格上はコレがベストです。

新品状態で情報を見ると、exFATでフォーマットされていることがわかります。これによってMac、Windows両対応になっています。

M1 Mac(Mac Book Pro 2021) M1Pro・Monterey)の場合

さて懸案の「Macで使うと性能が下がる」問題ですが、はいこの通り。M1 MacでexFATのまま使うと確かに公称よりかなり速度落ちます。ただ、この速さあれば、体感的に問題になることは限られるとは思います。

これには対策があって、HFS+でフォーマットすれば、公称並みになります。Windowsでは認識出来なくなりますので、両用したい方はご注意。

APFSでも試してみました。ランダムアクセス少しだけ数値良くなります。

Intel Mac(Mac Book Pro Late2018・Ventura)の場合

Intel Macでも試しましょう。同じOSが用意出来なくてこちらはVenturaです。初期状態exFAT。なぜかこちらでは速度低下が少ない。

HFS+にフォーマットした場合。M1 Macの時と同じですが、ランダムWriteは性能が落ちます。

APFSにフォーマットした場合。最も性能を引き出したいならばAPFSにフォーマットするのが良いでしょう。現在はこの状態で使っています。

おまけWindows 10の場合

Windowsの場合も軽くみておきましょう。AMD Ryzen 7 5700XにASRock B450 Steel Legend、USB-Cポートに接続です。

↑でご紹介済ですが、exFATで認識します。購入したままexFATの場合ですと以下の通り。

NTFSにフォーマットしなおしてみました。極端な差は出ませんね。Windowsの場合はどちらのフォーマットでも大丈夫でしょう。

ちなみに、Mac用のAPFS、HFS+でフォーマットしたSSDをWindowsで使うことはデフォルトでは出来ませんが、、ユーティリティの導入で可能です。個人的にはParagon Softwareをお勧めしておきます。

APFS版

HFS版は、個人利用なら無償版(https://www.paragon-software.com/jp/free/hfs-windows-free/)がありますよ。

以上、ご紹介でした。