以前のiMacとMac miniにはFusionDriveという、SSDの高速性とHDDの大容量を両立させたストレージのモデルが設定されていました。個人的には敬遠していましたが、職場には2台導入、していました。
・・・で、2台とも壊れました。その思い出話。
もくじ
iMac 21.5インチ非Retina Late 2015モデルで、5年くらい過ぎた頃動作不安定で、小手先のシステム再インストールなどするが、あまり改善せず。
改善を狙ってSSD換装。当時はNVMe SSD換装は互換性の問題もあったので、HDDを2.5インチSSDに換装。純正Blade SSDは取り外してFusionDriveは停止。
これで安定動作となりました。快適性はあまり変わらず。ファイル数多すぎなのと過去からアップデートを繰り返したシステムでは重すぎでした。
今回の原因はSSD故障でした。SSD単品でテストすると全く動作せず。
これ使って、WindowsマシンのM.2 SSDスロットにてテスト。HDDは特にエラーなかったです。
データはTime Machineでバックアップしていたので、復元して回復でした。
こちらはiMac 27インチ Retina 5K Late 2015。6年くらい経たった頃、動作が激重だったり、フリーズしたり不安定。外部ストレージから起動すると安定動作するにので、FusionDriveの不良と判断。SSD換装しました。
こちらは、HDDの故障でした。WindowsでCrystal disk infoみるとエラー多数でした。多分システムが壊れていたかと。
個人的にFusionDriveは、HDD・SSD両方になって故障リスクが増えることと、単体動作出来ないのでトラブル対処が簡単ではないことがイマイチな点だったかと思います。
上でも紹介していますけれど↓
NGFF→M.2 SSDアダプタを使用するとApple純正Blade SSDがWindowsのM.2スロットに取り付け可能になります。ただし、コネクタ部分がデカくて取り付け場所を選ぶことと、M.2SSDのUSBケース等では動かない事が多いです。
実物。見た目はスロット変換アダプタな感じです。SSD乗せてみました。
マザーボードに取り付け。あの日のSupermicroね。
特にドライバ等も必要なく認識して、フォーマットすれば使えます。
ベンチマークとってこんな感じ。
このベンチマーク以来、付けっぱなしですが、今のところ問題ありません。Photoshopのキャッシュディスクにしています。
職場の大掃除でSSHDたるものが発掘されました。Mac miniの交換用に使っていたものでした。Seagate製ST1000LM014で1TB HDDに大容量キャッシュとして8GBのSSDが付いていたやつ。メーカーによるとWindows7が35%高速化するそうです。
コントロール基板外すと、SSDっぽいチップが見えます
実際の使用感は、大して速くない。。ベンチマークとってみましたが、結果は?
小さいファイルサイズのランダムアクセスには効果があったようです(同時期の2.5インチHDDに比べればかなり良い)。
そういえば、このSSHDは世に出た頃、Macをこれに交換すれば快適ですか?って相談受けたことあったな。勧めなかったけど。
一応後継型も存在しますが、価格的メリットもないかと。